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2006年7月26日(水) 23:37
★16:45 次の目的地、コウモリ穴に到着。
本当は、すでに営業時間を過ぎていたのだけれど、
スタッフのみなさんの好意で入れてもらう。感謝でした。
コウモリ穴は、コウモリが生息しているのだが、
今では随分と数が減ってしまったという。
百科事典が頭の中に入っているのではないかと思うほど、
いろんなことを知っているルパンに、コウモリの生態について教えてもらう。
★17:30 コウモリ穴からは、温泉のあるホテルのオーナーさんの好意で、
迎えに来てもらう。車での移動はやっぱり楽だな。本当に助かった。
露天風呂に入って旅の疲れを癒し、二日間の行程を終えて、帰途についた。
★20:52 最後は、スケジュール通りに、新宿に到着。
ルカたちのお母さんに迎えられる。
最後にもう一度みんなで手をつないで、
二日間の富士山クエストの感想を伝え合った。
みんな、楽しかったかな。
また一緒にトレッキングできる機会があるといいね。
それにしても、全行程にして20数キロにも及ぶ、トレッキング。
ほとんどの行程において、
リンリン、ルカ太郎、ルカ次郎の三人が自分たちで判断して、進んで行った道。
特に、リンリンは、唯一の大人の参加者として、
遺憾なくリーダーシップを発揮してもらい、とても心強かったよ。
最初は、カルチャーショックぎみなところもあったけれど、
そこは持ち前の明るさと積極性で、
どんどんと富士山クエストの道を切り開いてくれた。
ルカたちは、小学五年生にして、歩き通しちゃったね。
本当にすごいことだよ。
トレッキングの最初に、ルパンが言っていたよね。
この富士山クエストを終えた後は、もう大人への一歩を踏み始めているって。
富士山クエスト「禊」。
これにて、ルカたちの元服の儀式は完成に一歩近づいた。
富士山クエスト(禊)レポート担当:みっしぇる
[富士山クエスト]
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2006年7月21日(金) 00:32
★13:30 森の中でお昼ご飯。
インスタントのみそ汁に、わっぱの弁当箱につめた梅干しご飯。
そして、元気に走り回る鶏から、いただいた卵から作るツナエッグ。
どれもおいしい。
森の中で食べるお昼ご飯は格別だ。
わっぱの香りに包まれた梅干しご飯は、特別においしくて、
ご飯だけでもどんどん食が進む。
気づいたらあっという間に、一合平らげていた。
昔話に出てくる笹に包んだおにぎりも、こんな感じでおいしかったんだろうな。
一番早く、食べ終わるのは、いつだってルカ次郎。
晩ご飯は何を食べるの、なんて言っている。
雨が降り始める。
ぱらぱらと降り始めたかと思うと、急に雨足を早めて、
けっこう激しく降り始める。
山の天気は変わりやすいのだ。
しかし、樹海の中を歩いている僕らは、
折り重なるように生い茂っている樹々の葉に守られてほとんどぬれることない。
森に守られているような気持ちになった。
★14:45 紅葉台を通過して、頂上の三湖台をめざして、山を登って行く。
いっきに300mの高低差を登って行くので、
息をはあはあとつきながら、少しずつ登っていく。
途中、木苺の実をデザート代わりにほおばる。
オレンジ色の実は、甘酸っぱくて、疲れた身体に気持ちよい。
★15:15 ようやった三湖台に到着。
そこから見下ろした先にひろがる風景の中に、樹海が広がっている。
今日歩いた道を俯瞰すると、僕らが歩き、登ってきたという実感がわいてくる。
足下の先に広がる空をつばめが飛んでいる。
高速で飛ぶつばめは、まるで戦闘機のように鋭い軌跡を空に描いている。
自由に飛べるつばめがちょっとうらやましい。
富士山付近を歩いていて、哀しいのは、ゴミが多いことだ。
ビニールテープにしても、空き缶にしても、ゴミが目立つ。
20年ぐらい前のものではないかと思われる古い空き缶をルカ次郎が見つけた。
相談して、ビニール袋に入れて持って帰ることにする。
帰り道は、一気に下りだ。
下りは筋肉に衝撃がくるので、けっして楽ではない。
滑らないように気をつけて、バランスを取りつつ、
なるべく身体に衝撃が伝わらないように、
スムーズに降りて行く。
[富士山クエスト]
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2006年7月20日(木) 19:01
★10:20 ここから、第二日目のトレッキングが始まる。
樹海だ。噂にはよく聞く場所だけれど、どんなところなんだろう。
さすがに森の中を歩くのは気持ちいい。
歩き始めると、いきなり天然ブランコが。
木の枝がぶら下がっていて、ちょうどブランコのように乗ることができるのだ。
さっそく、ルカ太郎が、枝にぶら下がる。
うまく身体を押し上げて枝の上に登り、ブランコ代わりにして遊ぶ。
とっても気持ちよそうだ。
負けじと、みんながブランコ乗りに挑戦する。
樹海を歩き始めると、あちこちにビニールテープが散乱していた。
迷わないようにするためにテープを張ったのだろうが、
使った後は、そのまま放置されているようだ。
★12:50 途中道に迷いそうになりつつ、森の中を歩いていくこと2時間。
竜宮洞窟に到着。
深く、暗い洞窟に降りて行くと、ひんやりとしている。
というより寒い。冷蔵庫の中にいるようだ。
ルパンに言われて下を見ると、なんと氷の塊が足下に。
冷蔵庫じゃなくて、冷凍庫の中にいたんだ、どおりで寒いわけだ。
洞窟の奥から見上げると、そこは樹海を形作っている樹々が生い茂っていた。
溶岩が固まってできた岩盤と、その上に育った樹木。
富士山のふもとにひろがる樹海の中で、富士山の秘密を一つ知ったような気がした。
[富士山クエスト]
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2006年7月14日(金) 17:06
2006年6月25日(日)(第二日目)
★6:30 起床。眠い。天気は曇り空で歩くのには、よさそうだ。
富士山が見えるぞ、というルパンの一声にみんなが、デッキに出る。
目の前にひろがるのは、大きく、高くそびえ立つ富士山。
富士山クエスト二日目にして、初めて姿を現した富士山の迫力に圧倒される。
東京から遠くに富士山を眺めるときと比べて、ここから見る富士山はでかい。
健康チェックと、サンドイッチの朝食を済ませて出発。
★9:15 送迎バスと、路線バスを乗り継いで、
第一日目の出発地である白糸の滝に到着。
昨日は一日をかけて歩いた目的地に辿り着くのに、バスだと15分。
バスは最短距離で行ける道を通っているので、早いのは当然なのだけれど、
軽いショックを受けてしまう。
しかし、大切なのは、目的地に早く辿り着くことではなく、
その過程において、何を見て、何を感じるかなのだという、
旅の原点を思い出して、気持ちを高めていく。
★9:35 ここで、バスに乗り換えて、風穴を目指す。
時刻表より少し遅れてバスが到着したので、迷わず乗り込む。
運転手さんが、どこへ行くのと尋ねてくれる。
初めて会う人同士でも、気軽に会話が始まる雰囲気があり、温かい人情を感じる。
風穴までと答えると、このバスは違うよ、との返事。
さらに、そのバスはもう行っちゃったよ、と言うではないか。
そんなはずはない、僕らは15分も前からバス停にいたのだから。。。
すると、真横をバスが通り抜けて行く。
やばい!
みんなですぐにバスを降りる。
すると、前のバスは速度を落とし、止まってくれるではないか。
一心不乱に走り、バスを捕まえる。
二人の運転手さんに感謝。
でも、止まってくれた運転手さんは、
どうして僕らがそのバスに乗りたいのだと分かったのだろう。
まあ、いいっか、無事に樹海に到着できたことを感謝する。
[富士山クエスト]
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2006年7月13日(木) 10:38
今晩の宿である休暇村富士まで2kmの道表示を見つけたときは、すでに真っ暗。
道を走る車もほとんどない。
ゴールが近づいてきて俄然元気になってきたルカたちのヘッドライトで、
先の道を照らしながら、一歩一歩進んでいく。
行き先の標的が近づいてくると、
参加者全員の心の中で目的意識がしっかりと共有され、気持ちが一つになっていく。
さっきまでもう歩けないと思っていた身体からもエネルギーがわき上がってきて、
足も自然と早くなる。
しかしながら、最後の2kmが予想以上に長い。
霧が出てきた。道路脇の白い灯が霧に反射し、幻想的な光景が広がる。
一体、今何時なのか、時間の感覚もおぼろげになっていく。
身体の疲れもあって、現実と夢の境界が曖昧になっていくような感覚に
とらわれながら、歩いて続けると、ようやっと宿に到着。
みんな、お疲れ。
全員、歩ききったね。本当、よく頑張りました。
20:45
今晩の宿は、キャビンを一つ借り切り、まるで別荘のよう。
家具も一通りそろっているので、自炊ができる。
おふろに入って、今日の疲れを落として、さっぱりした後、
みんなで食事の用意。
今日の夕食は鍋。
シンプルでも、素材がよければ、
食事はこんなにぜいたくになるのかとびっくりする。
有機栽培で作った野菜のおいしいこと。
にんじんは、大地と太陽を浴びた、にんじんの味がして、
職人が作った塩は、海と青空の風味を感じさせる、塩の味がした。
おいしい水で乾杯して、いただきまーす。
食卓を囲んで食事をして、談笑をしながら、夜が更けていく。
おやすみなさい。
明日も歩くぞ。
[富士山クエスト]
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