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2024-05-01 12:34:00
【事業報告】ほくりくみらい基金「第1次/第2次緊急助成」助成額200,000円

 

【事業報告】ほくりくみらい基金「第1次/第2次緊急助成」助成額200,000円

2024年5月1日

NPO法人 森の遊学舎(岐阜県郡上市)

 

1月の緊急支援活動について、

公益財団法人「ほくりくみらい基金」https://hokuriku-mf.jp/ の助成をいただきました。

 

お正月というハレの日に被災され、厳冬期の過酷な状況で避難生活をされていた皆様へ、精一杯の志縁活動をさせていただくにあたり、大きな助けとなりました。

ここに感謝と共に、活動の報告をさせていただきます。ありがとうございます!

あれからずっと協働してくださっている団体、個人の皆様から、有形無形のご助力をいただいております。本当に、心強く感じています。ありがとうございます。

 

被災前の生活とのギャップは大きい中で、現地はようやく仮設住宅への入居が始まりました。この他に、在宅避難の方も、車中泊でしのいでいる方も、2次避難されている方々もいらっしゃいます。

 

まだまだ継続して復興支援は必要です。

どうぞ今一度、ひとり一人が関心を持っていただき、それぞれの場所で、できることを語りあって実行していただけますようお願いします。

 

一緒にできることあります。伴走しましょう!

活動報告ページ:https://ugaku.com/free/noto2024

 

=====

 

◆申請事業名:「能登半島地震の災害支援」

 

◆この申請事業を通じて解決したい問題や状況

各避難所での生活に必要な物資や健康維持できる食糧などが行政サイドから十分には入って来ず、リクエスト出来る連絡系統がなく寒さや空腹に耐えながら必要な着替えもないという被災後約2〜3週間の状況。

 

*寒さ:極寒の季節であることと、お年寄りの方々にとって体育館などにダンボールと毛布のみで暖房器具も不足している中では寒さを凌げていないということ。

 

*食料:災害支援に集まるレトルト食品やカップラーメンなどは潤沢にあっても、1週間を過ぎてそればかりでは健康を維持できないということ。

 

*消耗品・衛生用品・着替えなどは各避難所によって必要なものが異なる為、ある程度はニーズを汲み取って調達・仕分け・配達する必要があるが、それを災害直後から担える機関も人材も不足している。

 

◆事業の概要と成果(具体的な活動概要)

・輪島市門前町内の指定避難所、及び指定されていないが避難所になっている施設を毎日、訪問し、その状況や人数を把握し、不足している物資、設備、備品などの中で避難所での生活に必要であるものを当日から数日で調達し配達する。

 

・各避難所内部の方とsnsでネットワークを作り随時ニーズを汲み取り迅速に対応する。

 

・聞き取りによって得た情報を集約し、各種支援者や炊き出し希望者とマッチングする。

 

・現地でのニーズの汲み取り・情報集約・物資の仕分け・配送を途切れないようボランティアを現地に送り込む。

 

・必要な物資・人を必要なタイミングで現地に送る為の後方支援チームをつくり、必要物資の購入や調達、送るための荷造り、現地での活動のサポートを行う。

 

・本活動の周知を実店舗での募金箱設置やsnsなどで行い、活動協力のお願い・活動支援金の呼びかけ等を行う。

 

活動拠点:志賀町SunriseMIZUHO

後方支援物資拠点:岐阜県郡上市大和MAKIBA (中継物資拠点 金沢市)

 

◆事業のスケジュール(いつ頃、どの程度の頻度で活動したのか)

1/1〜情報収集 協力者募る

1/8・9・10 オンライン茶話会 

1/10・11 現地活動に向けて備品や支援物資準備 後方支援チームの構築

1/12〜現地活動 活動人数:5人(他団体と協働)

 

現地支援活動の人員

1/12〜2/3大西、1/12〜14下田、1/16〜20千葉、1/18〜20山本、1/19〜26林、1/29〜2/2高橋、1/29〜でに

 

◆支援物資

12日  野菜 果物 米 服 消耗品類 衛生用品 計300kg

13日 野菜 約150kg

16日 野菜 果物 他食品 服 消耗品 約250kg

18日 野菜 果物 他食品 約250kg

19日 ジェットヒーター2台 灯油 脚立

19日 野菜 果物 他食品 約250kg

26日 野菜 果物 加工品

 

緊急物資支援から門前町内での拠点整備と人的支援にシフトしていく時期。

 

1/26 拠点整備の準備作業

1/27〜28 拠点整備作業

※3日間で延べ50人のボランティアが活動し、復興支援拠点を構築した。

 

2/3 以降も毎日、現地と連絡をとりながら後方支援を継続。

 

・情報収集と発信

・緊急支援物資の運搬と仕分け

・炊き出し支援

・野菜支援

・2次避難者への情報や物資の支援

・生業(なりわい)復興支援

 

いくつかの段階を経て今は特に

 

・子どもの居場所、遊び場作り

・現地活動ボランティアのコーディネートに力を入れています。

 

◆事業の実施体制(自団体のメンバーの役割分担、連携先の他団体名や連携内容)

※2024年1月時点

 

活動主体 NPO法人 森の遊学舎

現地支援活動:大西琢也 下田知幸 千葉篤志 山本航 林英志 高橋長良ほか

現地協働団体:能登震災支援Project 「Sun Rise」※「Sunくる」から名称変更

後方支援:能登震災復興支援に伴走する有志の会(仮)24年5月1日現在31人

※岐阜県(郡上市、美濃市、関市、岐阜市、山県市)石川県(金沢市、白山市)、京都府、大阪府、滋賀県、東京都など)

物資・野菜調達:岡野早登美 ちびたん 他多数

事務:木下麻梨子 大西真子

会計:進藤彩子

広報:岡野早登美 渡邊里衛

活動協力:一般社団法人 長良川カンパニー 郡上市大和牧公民館 他多数

 

・受益者数(支援を受けた人数):

支援活動地域:輪島市門前町内の避難所約55ヶ所 最大1,500人に対して、3週間の現地支援

 

※その後も2月、3月、4月、5月と現地支援活動は継続しています。

 

・活動の様子の写真1〜2枚を添付:

緊急支援物資の搬送(1月)

 

子ども15人分の衣料品の提供(1月)




郡上市の農家さん他から野菜支援をいただき現地へ運ぶ


指定避難所のほか、福祉避難所(特別養護老人ホームなど)に生鮮食品を届ける

3日間、延べ50人で一気に拠点整備を進める(1月)

避難所への炊き出し



◆支出内訳(科目/内容/小計)

 

①食品/野菜一式 27,850円

 

②食品/調味料  2,799円

 

③衣類/下着類一式 71,082円

 

④消耗品/衛生用品一式 19,729円

 

⑤消耗品/筆記用具、その他 26,663円

 

⑥ガソリン/携行缶・ガソリン 3,397円

 

⑦支援物資送料(岐阜県郡上市ー石川県金沢市) 52,594円

 

【合計金額:204,114円】




◆活動志縁金・ご寄付・カンパのお願い

 

 

共感をもって応援して下さる方や遠方や様々な理由で現地へ行けないが想いを共にしてくださる方々は、

 

活動に必要な志金を援助いただけませんか。

 

 

 

どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

 

 

用途)

 

現地への緊急支援物資・食糧の購入や支援者派遣に関わる高速代、燃料費、支援に必要な機材購入費、人件費、傷害保険料など。

 

 

 

被災者へ分配される「義援金」とは違い、

 

被災者を支援する活動についてのご寄付となりますのでご理解ください。

 

 

 

★お振込み先★

 

●ゆうちょ銀行口座間の振込

 

ゆうちょ銀行 記号 10420  番号 25036271

 

特定非営利活動法人 森の遊学舎

 

 

 

●ゆうちょ銀行以外の金融機関口座から

 

ゆうちょ銀行 店名 〇四八(読み ゼロヨンハチ) 店番  048

 

普通預金 番号 2503627 特定非営利活動法人 森の遊学舎

 

 

 

お手数ですが、

 

お振込みいただいた方はお名前などを森の遊学舎へメールにてご連絡ください。

 

 

緊急活動のため、御礼状に代わるメッセージなどは

 

日々の報告にてかえさせていただきます。

 



◆活動報告はこちらもご覧ください。

 

https://www.facebook.com/ugaku/